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新型コロナウイルス感染症と糖尿病【内科】

皆さま、こんにちは。お天気が不安定な日が続きましたが、ようやく晴れ間の見える日も増えてきましたね。

でもこれから梅雨の晴れ間がのぞく青空が嬉しい時期に入りますね。

クリニックでもミニチュアの梅雨バージョンを飾っております。色合いがとても可愛らしいです。

今回は新型コロナウイルスと糖尿病の関係性についてお話します。

【糖尿病患者さんと新型コロナウイルス重症化の関係】

新型コロナウイルス感染症に感染した糖尿病の患者さんは血糖値が良好にコントロールされている場合、重症化リスクは上昇しませんがコントロールが不良ですと死亡リスクが9倍近く上昇します。⇒つまり普段の血糖コントロールがとても大切です。

【コロナ禍での食事】

受診をした方で「コロナ太りをしてしまった」という患者さんが多いです。糖尿病の基本は食事療法・運動療法・薬物療法です。

・テレワークが増えて朝起きるのがギリギリで朝食抜きになっていませんか。朝の欠食は血糖コントロールを乱してしまう原因です。規則的な食生活を意識しましょう。

・毎日同じ時間に体重を計測し記録しましょう。ご自身の体重を振り返るきっかけにもなります。食事の内容を簡単に記載しておくこともおすすめします。

・スーパーやコンビニのお惣菜を利用する時は、野菜サラダや卵やチーズ、サラダチキンなどのタンパク質を一緒に摂りましょう。バランスの良い食事になり、食後の血糖上昇が緩やかになります。

【コロナ禍での運動】

運動が苦手・・・運動することが難しく実践できていない方も多くいらっしゃるかもしれません。

・日常生活の中で、身体を動かす時間を増やせないか考えてみましょう。

・部屋の中でもできるバランス運動・腹筋や腕立て伏せ・椅子を使ったスクワットなどを取り入れてみましょう。

・外出する時は早足で歩いたり、一駅歩く、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使ってみるなど日常生活の中で運動を取り入れるようにしてみましょう。

その他、ご自身のことで気になることがある・相談してみたい等ありましたらお気軽にご相談ください。

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ご予約・お問合せ 042-440-0215