内科の診療は終了いたしました。
皆さま、こんにちは。梅雨の影響で体調が優れない方、いらっしゃるかもしれません。
つい無理してしまうかもしれませんがゆっくりと休息をとるようにしてくださいね。

今回は高尿酸血症についてのお話です。
皆さま「高尿酸血症」について気にしたことはありますか?
どんな病気なのか、少し気にしていただけたらと思います。
【高尿酸血症とはどんな病気でしょうか】
食事に含まれるプリン体や身体の中で作られたプリン体が分解されると尿酸になります。
尿酸は常に体内で作られ、一方で尿や便とともに体外へ排出されています。産生と排泄のバランスが保たれることで身体の中の尿酸は一定に保たれています。
それが何らかの原因でバランスが崩れ、尿酸値が増えすぎてしまった状態が高尿酸血症です。
【高尿酸血症の治療方法】
・食事療法
・飲酒制限
・運動
・薬物療法(尿酸降下薬):合併症があるかないか、血清尿酸値を踏まえ必要に応じて、結成尿酸値を下げるお薬を飲みます。
★目標尿酸値は6.0㎎/㎗以下(痛風や合併症の有無等によって目標値は異なることがあります)
【健幸クイズ☆★尿酸編】
プリン体を多く含む食材はどれでしょうか?3つ選んでください
①卵
②カツオ
③エビ
④レバー
⑤きのこ
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↓
↓
↓
↓
↓
正解は・・・
②、③、④です
【飲酒制限とは・・・どのくらいなのでしょうか】
お酒に含まれるアルコールは血清尿酸値を上昇させる作用があります。1日あたりの飲酒量の目安は下記になります。
・ビール・・・350~500ml
・日本酒・・・1合(約180ml)
・ウイスキー・・・60ml
・ワイン・・・200ml
・焼酎・・・90ml
【高尿酸症によい運動はあるのでしょうか】
ウォーキング、ジョギング、体操、サイクリング、水泳、社交ダンスなどが良いとされています。
これらの有酸素運動は血清尿酸値を下げる働きがあるため継続的に行うことが良いでしょう。
激しい運動は尿酸値を上昇させてしまうので注意が必要です。
【健幸クイズ☆★尿酸編】
水分は1日あたりどれくらい摂取すれば良いでしょうか?
①1日500~1000ml
②1日1000~1500ml
③1日1500~2000ml
④1日2000~2500ml
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↓
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正解は④です。ただし、心臓や腎臓の病気で水分の摂取量を制限されている場合もあるため詳しくは医師へご相談ください。
当院では高尿酸血症などの内科的疾患の診察を行っております。ご不明な事、不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご連絡は042-440-0215までお問合せください。