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慢性腎臓病についてのお話【内科】★内科の診療は終了させていただきました。

令和5年5月29日

内科の診療は終了させていただきました。

皆さま、こんにちは。梅雨の時期の体調はいかがでしょうか。蒸し暑い日が続き、身体がだるく感じる時が多くないですか?水分を十分に摂って、ぬるめのお湯にゆったりと浸かり汗をかけるようにして熱中症を予防してくださいね。

今回は慢性腎臓病についてのお話です。

【腎臓はどんな働きをしているかご存知ですか?】

腎臓は背中側から見て腰の少し上あたりに左右一個ずつあります。

・老廃物を身体から排泄させる

・血圧を調整する

・強い骨を作る

・貧血を予防する

・水分量や電解質バランスを調整する

腎臓が悪くなるとどのような症状がでるのでしょうか】

全身や尿の状態に変化が起こります。

腎臓病は初期症状が出にくく、症状が出た時には病気が進行している可能性があるためすぐに医療機関で検査を受ける必要があります。

さらに進行すると透析療法が必要になることもあります。

【腎臓病のリスクが高い人はどんな人でしょうか】

・糖尿病

・高血圧

・血の繋がった家族に腎臓病の方がいる

・食べ過ぎ

・喫煙している

・高齢

・メタボリックシンドローム

【慢性腎臓病が進行するとどうなるのでしょうか】

脳卒中や心筋梗塞などの心血管病発症のリスクが高まると言われています。

慢性腎臓病が進行して腎不全になると体内から老廃物を除去できなくなり最終的には透析や腎移植が必要になります。

腎臓は病気がある程度まで悪くなってしまうと正常な状態に回復させるのは難しくなりますが、生活習慣の改善や薬物療法によって病気の進行を遅らせることが期待できます。

定期的に健康診断を受けることで慢性腎臓病の早期発見と予防に努めることが重要です。

【皆さまの腎臓は大丈夫ですか?☆健幸チェック】

□ 健康診断の尿検査で異常を指摘されたことがある

□ 尿の色が変だと感じたことがある

□ 尿が泡立っていると感じたことがある

□ 夜間に何度もトイレに行く

□ 顔色が悪いと言われたことがある

□ 疲れやすい、息切れがする

□ 靴がきつくなったり、むくみを感じる

⇒⇒ひとつでも当てはまった場合は一度かかりつけ医に相談しましょう。